
パムッカレ(Pamukkale)は、トルコのデニズリ県南西部に位置する自然の驚異です。「パムッカレ」という名前はトルコ語で「綿の城」を意味し、白いトラバーチンのテラスが綿やバットの城を思わせるため、完全に妥当です。
これらのテラスは、カルシウムを豊富に含む温泉によって形成されました。山の斜面を流れる水は鉱物の堆積物を残し、それが時間とともに独特の石灰岩の形成物へと変わります。
パムッカレはユネスコの世界遺産に登録されており、トルコの最も訪問される観光名所の1つです。テラスの近くには、紀元前2世紀に設立された古代都市ヒエラポリスの遺跡があります。ここでは、古代の劇場、ネクロポリス、そして古代の柱の間で入浴できるクレオパトラの温泉を見ることができます。